臨床開発職の就活における面接について・・・
- 面接対策のフローってどんな感じ?
- 気をつけるポイント・参考情報を知りたい!
- 不安を解消できる方法がないかな?
本記事は上記の疑問を解決できる記事です.
こんにちは
製薬企業で臨床開発職として働くりきどです.
臨床開発職を目指す就活生の方は面接に対しても様々な不安をお持ちだと思います.
筆者も正解が見えない中で不安と闘いながら就活をしてきました.
本記事では臨床開発職として働く筆者が製薬企業の臨床開発職で内定を得るために行った面接対策を解説します.
早速確認していきましょう!
一般的な面接対策1礼儀や準備物,共通する質問項目などは他のサイトで解説されているので,本記事では触れていません.
面接の前提条件
面接対策に正解はありませんが,絶対に外せないものは自己分析です.
自己分析の精度を高め,深度を深めることが一番の面接対策になるので,じっくりと取り組みましょう.
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面接対策の4ステップ
筆者が実際にやっていた面接対策のステップは以下のとおりです.
- 自己分析
- 想定質問例の確認と実践
- 本番の面接に挑む(自分の完成度を知る)
- 本番の面接結果を振り返る
自己分析
面接の前提条件でも記載していますが,面接の対策で最も大切なことは自己分析です.
面接はひと言で言うと「あなたに関するすべてをわかりやすく,具体的に説明する場」です.
切り口は違えど面接で確認・重視されるのは「あなた」のことであるため,この対策としては自己分析が主役となります.
想定質問例の確認と実践
ネット等で公開されている面接質問をピックアップし,その問いに回答できるかを確認するステップです.
ピックアップした質問に回答できるかチェック
自己分析をしっかりと行っても,具体的な質問を見ると明確に答えられないことが多々あります.
その場合は質問例について答えられるように自己分析をし直せばOKです.
質問に回答できるようになったら実践へ
友人などから質問してもらい,それに回答する練習をします.
自主的に対策する場合と相手がいる場合とでは状況が違うため,新しい発見をすることができます.
また,後には良かった/悪かった点を伝えてもらうことで客観的な視点を得ることもできます.
1・2の内容を繰り返す
スムーズにできるようになるまで繰り返し練習をします.
注意
対策はやりすぎないようにしましょう.
面接では「あなた」のことを具体的に説明できればいいだけです.2言葉に詰まる,多少言い間違える,声が震えるなどは大した問題ではありません.(もちろんあまりにも頻度が多いと問題ですが)
完璧な対策を目指さず,肩の力を抜いて自然にあなたのことを説明できればOKです.
対策を完璧にしようとすると以下のような弊害が出てくるので注意です.
- 作成した回答どおりを目指してしどろもどろになる.
- 対策が完璧でないという無駄な緊張が発生する.
- 暗記した回答を話して聞き手に違和感を与えてしまう.
- 突発的な質問に対して動揺してしまう.
本番の面接に挑む(自分の完成度を知る)
面接対策で自己分析の次に大切なステップです.
本番の面接で得られる経験は練習で得られるものとは比べ物にならないくらい大きいため,可能な限り本番の面接を早めに経験できるとベストです.
ここで記載している「本番の面接」とは,本命企業よりも前に受ける面接のことです.3製薬企業の臨床開発職を目指す場合はCROやその他の企業の面接などが該当します.
具体的なメリットは以下より解説します.
本番の面接で今の自分のレベルがわかる
面接の対策がしっかりできた!と思っていても実際に本番の面接を受けると意外と思いどおりにはならないものです.
本番で実践できたレベルが自分の実力です.
この実力を早期に確認し,必要な対策を講じていくことで本命企業の面接までに面接の完成度を高めることができます.
場慣れによって緊張のレベルが安定する
本番の面接を複数回経験することによって「場慣れ」をすることができます.
この場慣れによって面接での緊張を軽減させることができ,自然な状態で面接に挑むことができるようになります.
場慣れ」かぁ・・・
緊張の度合いは自己分析や場慣れで大部分が軽減されますよ!
筆者の場合は3回目くらいから慣れてきました.
面接での自信がつく
面接を重ねて場慣れしていくと「よし,これならいけるぞ!」という自信が少しずつ出てきます.
自信がつけば面接で堂々と話せるようになり,その「頼りある感じ」が聞き手に安心感を与え,面接での評価を高くすることが期待できます.
以上が「本番の面接に挑む」ことのメリットです.
早めに面接を経験することで対策・修正の時間を多く確保できるため,本番の面接は可能な限り早めに調整しましょうね.
本番の面接結果を振り返る
面接が終わったら,すぐに質問された内容と自分がどのように答えたかを振り返ります.
振り返り例
- あの質問に対する回答は手応えあったな
- もっとわかりやすく伝えるにはどうすればよかったかな?
- あの答え方はまずかったかも・・・
- 企業知識が足りなかった・・・調べよ・・・
こうした振り返りを続けていると同じミスをせずに,本命の企業で後悔しない面接をすることができます.
筆者は面接後すぐに近くの店に入って質問と回答をPCで一気にメモし,振り返りを行っていました.4電車で移動する必要がある場合はスマホのメモ機能で即メモ.
臨床開発職の面接で実際に聞かれた質問例
臨床開発職の面接ではどのようなことが聞かれるのでしょうか?
面接対策の2番目のステップで活用できるように,筆者が実際の面接で質問された内容を列挙していきます.
業界・企業関連の質問
- 自己PRも含めて自己紹介をしてください
- 業界の選び方・なぜ製薬?
- 就活での方針は?
- 〇〇製薬の志望理由
- なぜうちの会社?
- 他の会社でもよいのでは?
- これまでに薬と関わることがあったか?
職種関連の質問
- 臨床開発職を志望する理由
- 臨床開発のキャリアを積んで将来的に目指すところは?
- 臨床開発について質問ある?
- 臨床開発職のイメージは?
研究活動に関する質問
- 研究概要を1分で説明してください.
- 研究職じゃダメなの?
- 博士進学ではなく就職する理由は?
- 研究活動での反省点は?
- 研究活動の総括(自分なりの評価も含めて)
人物に関する質問
- 仕事で活かせる強みはあるか?
- ストレス耐性はあるか?
- グローバルな人材には何が必要と考えるか?
- 入社後の数年は何をしたいか?
コーヒーブレーク質問
- 趣味について聞かせてください.
- 社会人になったらやりたいことある?
- (研究以外で)今,興味あることは?
困る質問
- 他社の選考状況は?
- うちの会社の志望度は?
- 内定出したら来てくれる?
各質問の回答ポイントや考え方は?
項目が多いため,別の記事で解説しています.
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【臨床開発職の就活】面接で聞かれた質問12個と考え方の解説
2021/11/18
本記事は上記の疑問にお答えする記事です. 「臨床開発職の面接では何を聞かれるのか?」については,ほと ...
まとめ
本記事では面接の対策に関する考え方や方法について解説しました.
結局のところ,自己分析の深度次第で面接の対策度合いも決まるため,就活において自己分析がいかに大切かを確認いただけたのではないかと思います.
後悔しない就活をするために面接対策もしっかりと頑張っていきましょう!