インターンシップってよく聞くし,友達も参加する準備をしているって言ってた.
- インターンシップって参加する意味あるの?
- メリットはあるのかな?
本記事は上記の疑問を解決できる記事です.
インターンシップってどのような意味があるのか曖昧ですよね.
筆者も就活時には位置付けがわからず,右往左往してしまいました.
そこで,本記事ではインターンシップについての疑問にお答えするため,以下の内容について解説していきますね.
解説内容
- インターンへ参加する意味・メリット
- インターンへ参加しない場合の対応
早速確認していきましょう!
インターンシップへ参加するメリット
インターンには参加しましょう!!(可能な限り)
い,いきなりですね・・・
それだけ大切なのです.
メッセージを見て参加する気になっていただければよいのですが...笑
そうもいかないので,理由を説明していきますね.
インターンへの参加:3つのメリット
インターンのメリットは主に以下の3つです.
以上の3つについて,順に解説していきますね.
インターンシップという用語やその内容についてはリクナビやマイナビ等のサイトで解説されていますので,そちらをご参照ください.
注意
インターンに参加しさえすればOKということではありません.
以下のような心構えで参加するのであれば,むしろ逆効果です.
・とりあえず参加しとけばいいんだよね?
・企業も気軽に参加すればいいって言ってたし,テキトーでいいかな.
インターンのメリットを享受するには,事前準備をした上でインターンを「重要な選考のひとつ」として考えることが必要です.
1. インターンの特別選考(インターン枠)に進める
企業はインターンを開催することで,書類や面接では判断しづらい人物像を実際に確認することができ,優秀な学生を早めに確保できることができます.
インターンシップの位置付けは企業/業界により様々ですが,
上記の理由から「インターン」=「事実上の選考」と考えましょう.
インターンの時に優秀な学生をチェックしているってこと?
そのとおりです.
インターンに参加する学生は情報収集力が高く,行動も早いので評価は高くなりますよね.
企業からしたらインターンが本選考であり,インターンで優秀な学生を確保できれば,後の”本”選考はおまけかもしれないですね.
外資系企業/大手・人気企業ほどインターン枠設置の傾向あり
インターンを開催する目的を「企業PR」「就活生に向けた仕事紹介」としている企業も多いですが,こちらの目的はおまけで選考が主目的であることが多いです.
インターンの中で何らかの "ワーク" を学生に実施してもらい,優秀な学生がいたらチェックしておく,といったようなことは普通に行われているため,会社説明会のようなイメージで気軽に参加する1とはいえ,インターンに参加するにはインターンに参加するための選考があるので,テキトーな考えでは選考で落ちて参加すらできないこともありますが・・・ことは望ましくないのです.
<外資系企業>
人気の外資系企業では インターン = 選考 となっている企業が多く,インターンで採用可否がほぼ確定する場合もあるようです.
そのため,外資系企業を考えている方は早めに情報を収集してインターンの開催情報にアンテナを張っておく必要があるでしょう.
コラム
営利企業は就活生の皆さんが想像する以上にお金に対して厳しいです.
インターンを開催するには時間もお金も人手もいるため,企業が何も考えずに学生に向けたサービス2企業側に旨味のないインターンという名のサービスをすることは基本的にないと考えましょう.
2. インターンが内定に直結する場合
インターンの種類によっては,インターンが内定につながる場合もあります.
インターンで内定がもらえれば就活を早く終えられるし,メリットが大きいですよね.
こうした情報は企業の採用HPに書いてあることも多いので,しっかりチェックすることが大切です.
3. 志望理由などの説得力を高められる
例としてエントリーシートの志望理由で説明します.
志望理由は様々な角度からその企業を志望する理由を記載していきますが,インターンへの参加有無で書きやすさ・説得力が異なってきます.
エントリーシートの文章は具体的に書くこと3読み手がいかに内容をイメージできるかが重要なポイントのひとつです.
実際にインターンシップに参加し,その企業で何らかの就業体験・ワークを行っていればその内容をもとに文章を展開できるので業務に対する具体性や自分の強みとの関連性をより具体的に記載しやすくなります.
インターンシップにて貴社の〇〇様よりお伺いした,業務で求められる能力〇〇は私の強みと共通しています.私はアルバイトで〜という場面に直面した時,〜と考え,〇〇という強みを発揮して解決することができました.
一方でインターンに参加せず,業務内容を想像でしか知らない人間が書いた文章はどうしても抽象的になってしまい,採用担当者からしても「イマイチ」で終わることが往々にしてあります.
私は〇〇という強みを持っており,この強みは貴社の仕事においても活かせると考えております.理由は〜で・・・
インターンに参加する=よい文章(ES)が書けるということではありませんが,具体性という観点ではインターンに参加している方がESを書く際に圧倒的に有利であることは間違いありません.
また,インターンに参加した学生のESは企業側もしっかり見ている4先に記載したように,優秀な学生はインターンの時にしっかりとチェックされているので,
ES自体が採用担当者の目に止まりやすいことになります.
インターンに参加していないとダメ?
これまで書いてきた内容を大真面目に見ると,インターンに参加していないと志望する企業へ入社することが難しいと考える方もいるかと思います.
インターンへ参加することは就活を進める上で非常に大切であることには変わりありません.
一方でインターンへ参加するには早くから動き出しておく必要があります.
そのため,ただ参加すればOKということでもないのです.
先に書いたように,以下の内容を認識してインターンに参加しないと意味がない(むしろ逆効果)なのです.
インターンのメリットを享受するには,事前準備をした上でインターンを「重要な選考のひとつ」として考えることが必要です.
したがって,インターンに参加できなかったとしてもしっかりと準備をした上で選考に望むことができれば,可能性は十分に残されています.5先述した外資系企業については何とも言えないですが・・・
現状に嘆いても,現実は変わらないので今できる対策に時間をかけましょう!
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まとめ:インターンは可能な範囲で参加!
インターンへの参加は就活を有利に進めるために非常に大切です.
志望する業界/企業にもよりますが,情報をしっかりと収集して可能な範囲でインターンへ参加していきましょう.