本記事は筆記試験に関するコラムです.
はじめに
本コラムは以下の記事と関連しています.
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【就活】筆記試験(適性検査)の対策方法:考え方から種類の解説
2021/10/27
本記事は上記の疑問を解決できる記事です. 本記事でわかること 本記事で解説する内容は以下のとおりです ...
性格テストの対策は必要?
結論としては時間をかける必要はないものの,ある程度はしておいた方がいいです.
性格テストはある程度の知識を持ち,自然体で受験すればOKです.
以下に簡単なポイントを記載しますが,神経質になりすぎる必要はありません.あくまでも参考程度に留めておきましょう.
設問の中で矛盾した回答をしない
性格テストは短い時間の中で多くの設問に回答しないといけないため,いい人物像を演じると矛盾が生じやすい.
ESで書いた自己分析像と一致する内容か
ESで「私は新しい物事にチャレンジしていく力があります!」と書きながら,
性格テストの「私はチャレンジ精神が旺盛な方だ」で「そうではない」を選ぶなどです.
性格テストはテキトーにやるのではなく,気を配りつつ丁寧にやることが大切です.
罠の設問に引っかからない
「私はこれまでに一度も嘘をついたことがない」などです.
無理にいい人物を演じようとして自分が考える本来の答えと異なる回答をすると,多くある設問の中で矛盾した答えが発生します.
その場合は人物像が適切に評価されない可能性が高いため,正直な回答をすることが望ましいです.
筆記試験の秘訣とかはないの?
秘訣はありませんが,筆記試験の対策をしているという前提で,以下の内容をご確認ください.
テストセンター型
可能なら3回くらい受験する.
- 1回目:志望度の低い企業のテストセンターを優先して受けて,雰囲気や手応えを確認する.
- 2回目:本命企業よりは一段下がる企業の試験を受ける.手応え確認.
- 3回目:本命企業の試験を受ける.
スケジュールを調整することが難しいと思いますが,確認を一度挟めると安心です.回数は目安ですので,自分の中で納得ができるまで頑張りましょう.
自宅受験型
本命企業の受験までに多くの試験を受け,慣れる!
玉手箱:試験パターンを確認して本番前に同じパターンの問題を解く.
玉手箱は企業ごとに内容が異なりますが,試験パターンを事前に確認することができます.一度パターンを確認し,そのパターンの問題を解いておくと安心です.
筆記の対策って本当にいる?
就活中は死ぬほど忙しいのに,大して重要でもなさそうな筆記試験に時間をかけていられない.
さらっと問題集を見たけど,思ったよりレベルが低くて驚いた.
あんな内容なら前日とかに2時間くらいさっとやれば余裕でしょ.
就活中の忙しさは十分に理解できますし,筆記試験の問題が大して難しくないこともそのとおりです.
しかし,以下に挙げる理由から筆記試験の対策はすべきと考えます.
実態が不明瞭
筆記試験は結果が返ってこないので,筆記試験の出来/感触は本人のみがわかります.
「筆記なんて対策しなくてもできる」と言ったものの筆記が全然できなくて選考落ちした人がいたとします.この場合,一緒に提出した別の選考書類のせいにして「いやー,筆記はよかったけど,ESがダメだったのかなあー」なんて言う訳です.1こういう場合,そもそも筆記で足切りにされているので,ESは確認すらされていないです.
また,しっかり対策している人がいたとしても「しっかり対策してるよ」とは通常言いません.2テスト勉強と同じです.
まわりに流されず,やるべきことをきちんとやれるかが問われている,と考えましょう.
対策はやりすぎない
筆記試験の対策は必須ですが,やりすぎは禁物です.
他の就活対策もあるため,可能な範囲でやることを意識しましょうね.
筆記試験に関する私見(推察)
筆記試験を実施する企業側のメリットとしては次の内容が考えられます.
① 以下のような人間を容易に選出できる.
- 対策なしで高得点が取れる頭のいい人
- 課題に対して事前にきちんと対策できる人
- 忙しい中でも対策できる人
② 筆記試験で落ちれば「学歴」で落ちたかどうか判断できない上,学歴順になるのは必然なので受験者に「仕方ない」と思わせることができる.
筆者の対応度合い(レベル感)
筆者の筆記試験におけるデータです.
以下をすればOKということではないため,参考までにご確認ください.
対策本:いずれも2周
- テストセンター用:1冊
- 自宅受験型:3冊
毎日の勉強量
2周するまでは毎日30分〜1時間.
実際にテストを受け始めて感触がわかってきたあたりから毎日の勉強は中断.(他の対策に集中)
※ テストの受験前には思い出すために復習をやっていました.
テストセンターの受験回数
合計2回
1回目もそれなりに手応えはありましたが,2回受けました.
2回目の出来がかなりよかったのでそれ以降はすべて成績の使い回しをしましたが,一度も落ちませんでした.
対策が不十分であった最初のころを除き,
筆記単独で落ちたことはほぼないので,まずまずの成績でした.
まとめ
筆記試験対策のモチベーションを保つことが大変ですよね・・・
大変ですが,せっかく自己分析やその他の対応をしっかりと頑張っても筆記試験で落とされたらその時点で終わりです.
筆記試験に関しては他人の言動を気にせず地道に頑張るしかありませんので,少しずつ進めていきましょう.